2001/01 NO.4
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くらしをつつむ住まいの設計
赤木裕子住宅設計室
〒300-1152 稲敷郡阿見町荒川本郷1343-85
やさしさとゆとりのステージ
赤木住研 赤木裕子住宅設計室工事部
TEL 0298-42-3027 FAX 0298-42-6601

納得のゆく住まい
 我が家を新築したのは20年前。48坪の敷地・建ぺい率40%・北側斜線・道路斜線…数多の法的制限に加え、住宅金融公庫は120u390万円が限度・貯蓄は?・家族は6人……などなど
きびしい条件の中、それでも土地を購入してから3年間、専業主婦(出産・子育て中だった。)をいいことに暇さえあればプランを考え、練りに練っての自信作?となりました。もちろん未熟でしたし、資金も無かったし、思い通りにならなかった点もたくさんありますが、間取りについては今でも使いやすいと満足しています。
 住宅設計の仕事に復帰してから19年が経ちました。家づくりにおいて《100%》はないと思います。しかし、設計の段階において充分な話し合いをすることにより、少なくとも『納得のゆく住まい』はできると考えています。
義父から学んだこと
 昨年9月末、義父が他界しました。43才の時脳溢血で倒れ、以来40年間右半身不随という障害を抱えての人生でした。20年前、自宅の新築を機に同居、義父のためにいろいろ考えたはずなのにわずかにできた段差、たった20o(その時私はそう思った) そこを越える時に何分もかかっている姿に愕然としてしまいました。偶然広くとれた廊下で転ぶことが多くなり、車いすを使うようになったのが10年程前、その時、伝い歩きと車いすで、住まいのあり様は全く違うということを思い知らされたのです。
 本に書いてあることやマニュアルは、 あくまで一般論であり、実際には一人一人みんな違います。また身体の状況も変化していきます。
義父から教えていただいたことを多くの人に伝え、役立てたい……私の願いです。


最近感じていること!

 この間、新聞にある青年の「こども部屋と閉じこもり」の話が出ていた。その話は、この子ども部屋があったからこそ、少しは自分の居場所があったと書いていた。「(子ども部屋で暴れてできた)壁の穴も私の歴史である」と結んでいた。「生活とその器(家)は切っても切れないモノである」とこの頃感じてきている。
 初めはただの家作りを考え、全て便利さからのみ、そして見た目であった。今思うと、家作りは設計者一人ではできない、即ち住む者と設計者との共同作業であることや、家は出来上がってからどのように魂を入れるかを私は赤木さんに教えてもらった。
 あなたとのその後の付き合いの中(高齢者のためのアドバイス)でもこの頃強く感じている。
2001年もどうぞ宜しく。

足立区 うねおよしえ様

増田・畝尾邸 1996年春完成
〈ニューハウス '98・6掲載〉
畝尾よしえさんから「ニューハウスで作品を見ました。」というお手紙をいただき、設計が始まりました。よしえさんの両親との二世帯住宅です。下町の変形敷地に鉄骨3階建、建築基準法をギリギリクリア、とことん可能性を追求しました。
"OMソーラー"と"オーダーキッチン"が自慢!です。

最近のできごと
嬉しい年賀状
 21世紀スタートの年賀状を目にして、スタイルが変わったなあ―と感心しています。印刷で作ったと思うような写真入の年賀状、宛名も活字できれいに印刷されています。
 パソコンの扱い方を知っていれば、文面や住所氏名もプリントしてくれます。便利になってよかった!と思うことのできない私が古くなったのでしょうか?便利になり手間暇をかけない分、個性も味気もないと勝手な解釈をしながら年賀状を読んでいます。
 そんな中から、お世辞にも上手とは言えない手書きのハガキを手にして、友達の心が伝わってくるようで嬉しさを感じました。

ちなみに彼は達筆です(栗山)

いよいよ21世紀の幕開け
 21世紀なんて、私の中では、「鉄腕アトム」という漫画の中の、未来空間の世界だったのが、今や現実となり、その時代に生きている自分が、今ここにいることをとても不思議に思います。
 コンピューターは一家に一台、ロボットもごく身近にいて(ぺットロボット)、いずれも今の時代にはなくてはならない存在として、またある時は"癒し"の存在として、とても重要な位置にあることは間違いありません。
 IT社会といわれる時代につかず離れずついていかなくてはなりませんが、こんな時代だからこそ、人間としての感情を大事にしていきたいなあ―と、あらためて思っています。

最近ようやくパソコンを買いました (佐藤)

我家ブームのリサイクル
 寒さが骨身に浸みる季節になりました。この時期の我家の必需品は電気毛布!どんなに体が冷えてもこれがあれば大丈夫!という日々を、毎年送っていました。そんな時テレビで変わった湯たんぽを紹介しているのを発見!
 それは…「ペットボトル」
空ボトルに湯を入れ、バスタオルでくるむ単純な物でした。早速試したところ、最高に心地よいのです。時間がたつにつれ「水たんぽ」になってしまうのでは?と、心配していたのですが、朝でも人肌程度の程良い湯加減…♪愛猫と間違えて抱いて寝ていたこともありました。(愛猫の名前はトニナ君)
 ストーブで沸かした湯や風呂の残湯を入れ、朝は洗顔に使い、ダブル節約しています。冬の悩みだったカカトのガサガサもなくなり、ストッキングが伝線しなくなって、私にはうれしい経費削減です!

昨秋 猫を拾ってしまいました(根本)


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